アパートの契約

Last update: Dec./16/2008

渡米後すぐに住居を決めないといけません。ずるずると延ばしているとホテル代も馬鹿にならなくなります。 と言っても、駅前に日本のような不動産屋があるわけではありません。どうやって探せばよいのでしょうか。 少し探し方についてのあれこれを書いておきます。

アパートを探す方法

・大学のHousingサービスに聞く
大学にはだいたい住居関係を扱う部署があると思います。学生であれば学生寮、ポスドクや私のような客員研究員であればスタッフ用の住居など を斡旋してくれます。また、一般のアパートも紹介してくれ、場合によっては割引で契約できたり、大学が借り上げて通常より安く貸している場合もあるので、 大学に留学される方は一度聞いてみることをオススメします。
・インターネットで探す
インターネットにHPを持っている住宅管理会社もありますし、アパートの情報を扱っているサイトもあります。 実際に住んだことがある人の口コミ情報も得られますので、一度はインターネットでアパートを検索してみてください。 検索サイトで自分の住む街の名前とApartmentなどと入れればヒットすると思います。また、本ページ下部にいくつかリンクを掲載しておきます。
・無料地方情報誌で探す
スーパーなどの入り口に無料誌がおいてあります。アパート、貸し部屋、共同居住者募集など、いろいろと情報が手に入ります。 無料なので、英語の勉強も兼ねてスーパーに行ったら無料情報誌を手にとってみてください。
・街を回って飛び込みで探す
大きめのアパートには日本で言うところの管理人が居るレンタルオフィスがあるので、 レンタルオフィスに直接行って空き部屋があるか聞いてみましょう。空きがあればすぐに見せてくれますよ。

アパート契約手順(私の場合)

私の場合は日本に居るうちにネットを使ってアパート管理会社のHPからいくつかのアパートにメールを出していました。 空室状況を教えてもらっておき、実際に渡米後に数箇所回って中を見せてもらいその中の一つに決めました。 住む街や管理会社によっても異なるかと思いますが、私が契約した際の手順を書いておきます。 私の契約した管理会社はより良いコミュニティーを形成するために相当きちんとやっているところだったと思います。

サンタバーバラで1,2年の留学で訪れる日本人が多く住んでいるのは、Towbesが管理している アパートです。HPがあるのでインターネットで探しやく日本に居るうちからコンタクトを取れるのと、 管理がしっかりしていてメンテナンスなどもしっかりやってくれるのが良いと思います。しかし、周りのアパートと比べると賃貸料が若干高めです。

契約手順
・レンタルオフィスに行き部屋を見せてもらう
同じアパートでも部屋ごとに内装が異なったり、設備が異なっていることもあります。
・申し込みをする
パスポートやビザで身分証明、合法的に滞在していることを証明。身元確認のために知人2名の連絡先を教える。
・管理会社が身元確認のため知人2名とコンタクト
会社派遣の留学っていうことで会社の上司2名に身元確認先になってもらいました。
・身元照会終了後、契約手続き。
契約には収入証明が必要。私のアパートでは家賃の3倍の月収が必要。日本の場合ボーナスがあるので年収割12でOK。
デポジット(1ヶ月分の家賃)、1か月分の家賃と月末だったので数日分の日割り分を支払う。
・電気、ガスなどの名義変更手続
渡米直後は電話を持っていないので、仮滞在しているホテルやレンタルオフィスの電話を使わせてもらって名義変更。 レンタルオフィスのマネージャーが優しければ手伝ってくれることもあるので、英語に不安があれば聞いてみましょう。
・鍵をもらう
部屋の鍵、ポストの鍵の他、大きなアパートだとプールやジム、ランドリーなどがあるので、それらのアクセスキーをもらう。
・部屋をチェック
おかしなところがあればチェックシートに記入して提出。私はシャワーヘッドとカーテンレール、浴室のファンを修理してもらいました。

渡米時期にもよりますが、アパートの入れ替わりは結構多いようです。大学の学期の間の休みの時には寮からアパートに移ったり、 アパートを変えたり、ルームメイトを募集したりといろいろあるので、良い条件の空室を見つけたら申し込みをしてしまった方が良いかもしれません。 実際、私が契約をしている最中にも、何人か部屋を探しに来ていました。 数十ドルで申し込みをして、最終的に契約するときに1ヶ月分の家賃と日割り分を払うような形になると思います。 もし最終的に契約しなかったとしても申し込み金だけの損失で済むと思いますので申し込み時に確認しましょう。

デポジットは日本の敷金のようなものとはちょっと違うと思います。 日本では何かと理由をつけて退去時に修繕費用として敷金からお金が引かれてしまいますが、 こちらではよっぽどのことが無い限り修繕費用はアパートを貸す側の責任となります。 また、備え付けの食洗器が壊れたとしても、故意でなければ管理会社側が直すので入居者は一切お金を払いません。 デポジットは家賃の支払いが滞った場合などのために使われるようですので、 普通に生活していれば、最後に全額返却されるものと思います。(たぶん)

アメリカのアパートは、キッチン、ダイニング(リビング)、ベッドルーム、バスルーム、から成り立っていて、 2ベッドルーム1バス、などというように、ベッドルームとバスルームの数で表示します。 アメリカでは広い家に住めると思っていましたが、都市部はもちろん高いです。サンタバーバラはロスから車で2時間とかなり田舎にあるのですが、 リゾートなので家賃が恐ろしく高いので、結局広い家には住めません。 日本から来ている人たちは、夫婦のみの場合は1ベッドルーム、子供が居ると2ベッドルームに住む人が多いようです。

皆さんが良い家を見つけられるように祈ってます!

アパートを探すためのリンク

びびなびロサンゼルス
日本語サイト。アパートや中古車情報、個人売買など、ロサンゼルス近郊の情報を掲載。
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