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Nevada Highway Patrolに捕まった話し
捕まったときの状況
デスバレーに旅行に行ったときのことです。サンタバーバラからラスベガスに車で移動して宿泊。 翌朝、デスバレーに向けて出発した直後でした。フリーウェイの入口に道路を左折して入るようになっていました。
信号で停まると前には既に4、5台の車が停まっています。そして左折信号が出て、次々に左折していきます。 私の前の車が左折するときに黄色矢印に変わり、私が左折を始める直前に矢印が赤になりましたが、 もう行く気満々だった私は、日本で運転しているときと同じように、そのまま行ってしまえとアクセルを踏み込みます。 そして、高架のフリーウェイに勢い良く駆け上がり、本線を走る車にスピードを合わせ、さぁ合流しようとした時・・・
どこに居たのかフリーウェイの本線からハイウェイパトロールの車がサイレンを鳴らしながら私の車の後ろにつきました。 まさか本線から来た車が私に用事があるなんて思うはずもなく、どいてあげようなんて思ったりなんかして、 隣の車線に移動するとパトロールの車もついてきます。あー、俺か・・・。
警官とのやりとり
というわけで、後ろにサイレンを鳴らしたパトカーがやってきたら、速やかに路肩に停車しましょう。 停車するとパトカーから警察官が降りてきて、なぜ捕まったかの説明を受けます。
FAIL TO STOP AT RED LIGHT/ARROW
「お前の車が曲がったときには信号は赤だったんだよ、フリーウェイの上から見てたんだ。」と言われちゃいました。 ということは、最初からこの違反を取り締まることを目的にしていたと思われます。 私の経験上、日本だったら、あのくらいのタイミングでしかも前の車に続いて曲がった場合、信号無視とされることはまず無いでしょう。 アメリカは日本よりだいぶ厳しいと思います。これ以降、かなり気をつけるようにしています。
さて、説明の後は、免許と車の登録証、有効期限内の保険証明書の提示を求められます。 免許に記載の住所が現住所かどうか聞かれ、その後、警察官はそれらの書類を持ってパトカーに戻ります。 5分ほどして、運転手だけ外に出るように呼ばれ、パトカーの前で罰金について説明を受け、 ハンディーのデータ入力機から出力された紙を渡されました。
紙には、私の名前、住所、生年月日などの運転免許記載事項、車の年式、型式、登録番号、そして、違反のあった場所、日にち、違反の内容 が書かれていました。罰金については、まだ金額が決まっていないから、ここに電話して金額を聞いて手続きをしろ、といわれました。 紙には裁判所の電話番号が書かれていて、2月13日午前8時までに手続きをしろと書かれています。捕まったのが11月2日だったので期間はかなりありました。 電話はオートで、言われたとおりにナンバーをプッシュしていき、もらった紙に書かれたCitation#を入力すればよいようです。 支払いも電話で済ませることができるということでした。
その後、沈鬱な気分でデスバレー観光をしなければならなかったことは言うまでもありません・・・。
罰金の金額と支払い
いつまでもイヤーな気分を引きずるのも嫌なのでサンタバーバラに帰ってきて早速記載された電話番号に電話しました。捕まってから3日後です。
電話の指示に従ってCitation#などを入力するのですが何か変です。私のCitation#はアルファベットで始まっていました。自動音声のアナウンスでは、 ○(アルファベット)で始まる場合は□(数字)を押せ、といわれるのですが、何度聞いても私のアルファベットを言いません。 アメリカの電話番号はアルファベットで表記されることもあるので(2-ABC 3-DEF 4-GHI 5-JKL 6-MNO 7-PQRS 8-TUV 9-WXYZ)、 これに従って数字で入れてみましたが、そのCitetion#は無いと言われてしまいます。毎日気になっていたので数日おきにチェックしていましたが、 結局3週間ほど経ってから番号が入力できるようになりました。ちなみにNevadaとCaliforniaの免許番号でも検索できるシステムになっていました。
肝心の罰金ですが、300ドルでした。余計な出費です・・・。
学生によるとカリフォルニア州の方が少し高いんじゃないかということです。罰金の額をを聞いたあと、そのまま続けて支払いをすることもできます。 後日改めて電話しなおしても良いのですが、面倒なのでさっさと支払ってしまうことにしました。 クレジットカードで支払うことを選択すると、クレジットナンバーや使用期限などの入力が求められるので、指示に従って入力していけば大丈夫です。 あっさり、簡単に支払えてしまいました。
信号無視はもちろんですが、スピード違反、駐車違反などにも気をつけましょう!