米ドルを日本円に?

Last update: Aug./26/2009

アメリカ生活で蓄えた米ドル、旅行や買い物でさんざん散財したとはいえ、1年も生活したのですから米ドルも少なからず残っています。 帰国直前に車を売却したり、アパートのデポジットの返金があったりするため、帰国直前もしくは帰国後に米ドルが手元に戻ってくることになります。

財布に入っている普段のお金以外で、帰国後に持っていた米ドル現金、米ドル小切手は、だいたい以下のような感じでした。

・銀行の預金
Bank of Americaの口座は当面必要な現金を引き出し、残りは口座の住所変更をしてそのまま維持。銀行口座を残しておけば、帰国後のドル決済のクレジットカードの 引き落としもそのままでよい。
・車の売却代金
帰国前日にロサンゼルスの日系中古車ディーラーで売却。小切手で受け取り、そのまま近くのUnion Bank of Californiaで現金化(米ドル)。
・アパートのデポジットの返金
帰国後に管理会社から日本に小切手で送付。
・ガス、電気のデポジットの返金
転送先に指定していた在米の友人宅に小切手で送付。その後、友人が日本に持って帰ってきてくれた。

日本出国時には1ドル100円以上でしたが、今はまだ90円台の半ばを行ったりきたり。1ドル90円くらいのときに円からドルに換えた分もありますが、 全体で考えると平均100円/ドル程度で円からドルに換えているので、今すぐにドルを円に戻すのは考え物です。また、帰国後もたまにアメリカ出張がありますし、 ハワイやグアムに旅行することもあるでしょう。ドルで持っているのも悪くはありません。

しかし、車の売却代金やアパートのデポジットの返金は円にして数十万円になるので、いくら今後アメリカに行くこともあるからとはいっても、それだけの金額を 自宅に現金で保管しておくというのも問題です。また、小切手の分は早めに換金しないと無効になることもあります。

そもそも日本で所持しているアメリカの小切手はどうすればよいのでしょうか?

ドル建て小切手は、手数料を支払えば日本の銀行でも振り出すことができます。また、外貨預金ができる銀行では、そのまま外貨預金ができる場合があります。 私の場合は、アメリカ留学前にシティーバンクで外貨預金口座を開設していたので、シティーバンクで米ドル建て小切手を振り出し、外貨預金口座に入金してもらいました。 米ドル小切手の場合は1000円/1枚の手数料がかかります。シティーバンクのインターネットバンキングで簡単に米ドルから日本円に換えることができるので、 いずれ為替レートを見つつ日本円に換えていく予定です。

現金についても、シティーバンクの米ドル預金口座に預金することにしました。シティーバンクの場合は、米ドル現金をそのまま米ドル預金口座に預けることができます。 しかも、通常は2円/1ドルの外貨現金取り扱い手数料がかかるのですが、入金するドルを6ヶ月以上の米ドル定期預金にすると手数料が無料になります。シティーバンクの場合は、 外貨口座と日本円の口座でのやり取りのレートは手数料1円/ドルに相当するので、急に使う予定のお金でないのであれば、6ヶ月の定期預金を組んで手数料を節約した方がお得です。

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