海外留学/赴任準備:海外引越準備I

Last update: Nov./23/2008

これから1年または数年間海外で生活するわけですから引越しが必要です。海外への引越しで考えなくてはいけないのは、現地での生活をどうするか、 ということと、日本の住居をどうするか、ということがあります。 会社の場合は社宅住まいだったりすると海外赴任期間中はそのまま荷物を置いておいても良いということもありますが、だいたいは今住んでいる家を どうにかしないといけない場合がほとんどでは無いでしょうか。賃貸住まいであれば海外に持って行かない余分な家具などは倉庫で預かってもらうなどしなければいけませんし、 持ち家の場合は、海外赴任期間が長ければ賃貸に出すなんてことも考える必要があります。また、ペットを飼っているのであれば、連れて行くのか行かないのかも 考えないといけませんね。

私の場合は持ち家なのですが、渡米期間が1年間ということでそれほど長くないので賃貸に出すことはやめました。 結局、日本の家はそのままに必要な荷物だけ引越しするということになりました。 あまり考えなくても良かったのは良いのですが、日本の家のローンとアメリカでの住宅費と二重払いなのはもったいないですね。

まずは、日本の住まいをどうするかを決めないといけませんが、それが済んだら引越しの荷物を区分けする必要があります。

引越し荷物の整理

1.海外へ送付するもの
  • 船便
  • 航空便
2.保管倉庫(トランクルーム)へ預けるもの
3.国内(実家など)へ送付するもの
4.処分するもの
5.そのままにするもの

海外への引越し

海外に送付するには船便と航空便があります。船便は届くまでに1ヶ月から1ヶ月半程度かかりますが、 航空便に比べて安いのですぐに必要というわけではないものはほとんど船便で送ることになります。 一方、航空便は数日で届きます。ただし、どちらも米国内に届いてから通関手続きがあります。 通関手続きは、本人が到着し、入国した証明(I-94のコピーなど)がそろわないと始まりません。 通関手続きの期間は、船便の場合はだいたい1週間から10日程度、航空便の場合は荷物が少ないので問題が無ければ特にかかりません。 結局のところ、早めに船便で荷物を送っても、荷物が手元に届くまでに入国後10日程度かかることになります。

私の場合は、船便で1ヶ月半前にほとんどの荷物を送ってしまい、入れ忘れたものや直前まで使っていたものなどを航空便で送りました。 余談ですが、アメリカは紙製品がかなり高いので、ノート類やトイレットペーパー、ティッシュペーパーも送ると良いと思います。 運送料が上がるようなら元も子も無いですが、荷物の隙間に入れて箱数が増えなければ良いと思います。

引越しの際は、通関手続きもあるので荷物リストを作る必要があります。私の場合は業者が詰め込みながら簡単なリストを作っていってくれたので、 それをチェックするだけでした。引越し荷物のチェックにもなると思います。

その他、荷物を日本から輸出し、海外で輸入通関するので、いくつか必要な書類があります。 通関手続きは引越し業者が代行するサービスがありますので確認してください。

主な必要書類

1.パスポート・ビザのコピー
2.フライト情報(航空券の写しなど)
3.送り状(渡航先の住所または連絡先)
4.通関委任状
5.パッキングリスト

引越し業者へのリンク

トランクルーム

トランクルームと呼ばれるものの中には完全空調の耐震耐火構造の倉庫のものから、 コンテナを置いただけのただの物置のようなものまで様々あります。 海外赴任中に大事な家財を預けるのであれば、管理の徹底した倉庫に預けたいものです。 引越し業者に相談するのも良いかと思います。 貴金属や有価証券など預けられないものもありますので良く確認することが必要です。

トランクルーム業者へのリンク

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