アメリカ生活:小切手の書き方使い方

Last update: Dec./10/2008

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アメリカでは多額の現金は持ち歩きません。そもそも100ドル紙幣はほとんど流通していません。 流通している紙幣で高額なのは20ドル札です。数万円も持っていれば相当な札束になってしまいます。 それでも、ほとんどのレストラン、スーパーなどのお店ではクレジットカードが使えるので普段の生活は問題ありません。 しかし、車を買う、家賃を支払う、授業料を支払う、などの比較的高額の支払いの場合には小切手(Check:チェック)が必要になることがあります。 また、電気、ガス、電話などの支払いもインターネット経由でクレジットカードや銀行口座引き落としでもできますし、 小切手の郵送でも支払うことができます。

私の場合は、最初の家賃の支払いに小切手を使用しました。今は、銀行で自動で引き落としてもらっています。 日々の支払いについては、公共料金の支払いはインターネットで行っていますが、子供のプレスクールの料金を支払うのに小切手を使用しています。

銀行口座を開設すると一時的に使用可能な小切手(Temporary Check:テンポラリーチェック)を数枚もらうことができます。 これは、口座開設当初すぐに使いたい場合に使用するもので、 Personal Check(パーソナルチェック)を数十ドルで購入すると自分の名前と住所が印刷された小切手が数日で送られてきます。 また、公共料金の支払いなどでは、インターネット上で手続きすると、必要事項が記入された小切手が自動的に銀行から支払い先に送られるサービスもあるようです。 私は口座開設時に1ドルの小切手を自分宛に発行してみたところ、後日、ちゃんと自分宛に小切手が郵送されてきました。

小切手の書き方

日本人には馴染みの無いチェック。最初は書き方すらわからず、ネットで調べて記入し研究室の学生に確認してもらい使うことができました。 サンプルがあった方が分かりやすいと思うので図を書いてみました。私の銀行口座がBank of Americaなので、そこのCheckを元にしています。 記入方法にはいくつか流儀があるようですが、私が書き込んでいる方法は以下のとおりです。赤字の部分が自分で記入する部分です。

check.jpg(52191 byte)
(注意事項)
後から追記できないように、金額の各項目(数字、アルファベット)は左端から書き、右端まで線で埋める
テンポラリーチェックの場合は名前、住所も自分で記入する。

小切手の左下に書かれているナンバーはRouting No.(ルーティングナンバー)Check No.(チェックナンバー)Account No.(アカウントナンバー)です。銀行によってCheck No.とAccount No.の順番が逆の場合があるようです。 Check. Noは右上などその他の場所にも書かれているので見れば分かると思います。Routing No. (ABA)はアメリカの銀行コードで、自動引き落とし手続きなどをするときに必要となります。 銀行およびエリア毎に決まっているようです。銀行のABA Routing # は、各銀行のHPなどでも案内がありますし、銀行窓口でも教えてもらえます。 日本からの送金にも必要となりますので、日本の会社から給与振込みなどがある人は確認しておきましょう。

小切手に書く金額の数字をアルファベットで書く!

1:ONE11ELEVEN30THIRTY
2:TWO12TWELVE40FORTY
3:THREE13THIRTEEN50FIFTY
4:FOUR14FOURTEEN60SIXTY
5:FIVE15FIFTEEN70SEVENTY
6:SIX16SIXTEEN80EIGHTY
7:SEVEN17SEVENTEEN90NINETY
8:EIGHT18EIGHTEEN100ONE HUNDRED
9:NINE19NINETEEN1000ONE THOUSAND
10:TEN20TWENTY
(注意事項)
間違っていたら連絡下さい・・・。

小切手を受け取ったら

何かの払い戻しであったり、大学などでは立替払いしたものの支払いなどで小切手をもらうことがあります。

銀行に行って、入金手続書に小切手に記載されている金額と自分の口座番号を記入し、小切手の裏側に自分のサインをします。 そして、小切手と入金手続書を窓口で渡すだけで自分の銀行口座に入金してもらえます。 身分証明書を提示しないといけない場合もありましたが、小切手の名前と銀行口座の名前が一致していればいらないと言われたこともありました。 また、一度、受け取った小切手の名前のスペルが一文字間違っていたことがあったのですが(bがdになっていた)、 何も言わずに手続きしたら、すんなり入金できてしまいました。そんなことでよいのか〜という気もしますが、私にとっては無事に済んだので良かったこととしています。